クラウドデザインとは

 

社名にもなっている『クラウドデザイン』についての記事です。

私たちはお客様に最適なクラウドサービスを選定し、最も便利な形に組み合わせることをクラウドデザインと呼んでいます。

この記事ではクラウドをデザインするということがどういうことなのかをお伝えしていこうと思います。

 

クラウドサービスはあくまでもツール(道具)です。

数あるツールから必要なものを選定し、選定したツールをどのように組み合わせるか設計することがクラウドデザインです。

クラウドデザインはツール選定と組み合わせの2つの観点から考えます。

 

1、ツール選定

近年では非常にたくさんのクラウドサービスが登場し、業務改善に大きく貢献しています。

ただ、その数が増えるあまりどれを選んで良いのか、どう選んで良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

クラウドサービスはあくまでも道具の一つなので、ユーザーはその中から必要なものを選定し、自ら活用する必要があります。

特に安価な月額サービスが増える中でサポートは最小限にされたものも多いのが現状です。

ツール選定の基準はたくさんありますが、まずはQDCをチェックするのが良いでしょう。

Q(Quality) 品質

D(Delivery time) 納期

C(Cost) 費用、人的コスト(時間など)

これらが導入前と後でどう変わるのかを検討し、最も重視する項目にメリットのあるものを選びます。

 

2、組み合わせ

また、クラウドサービスは一つ選べば良いわけではありません。

それぞれ対応している範囲が違うために、業務ごとに最適なものを選定する必要があります。

さらに、ただ最適なものを選定するだけでもいけません。

他のクラウドサービスとの相性も確認する必要があるのです。

例えばクラウド型勤怠管理システムとクラウド型給与計算システムを導入したが、両社が連携せずに手作業が発生するということもあります。

このように非常に便利なソフトであっても全体設計、デザインを間違えると思ったように効果を発揮しないケースがあります。

 

以上2つの観点からクラウドサービスの効果を最大限に発揮できるようにデザインすることが重要です。

部屋でも服装でもそうですが、ブランド品を適当に寄せ集めただけで良いものはできませんよね。

色のバランス、サイズ感、価格などいろいろなことを考えて全体のデザインをすると思います。

クラウドサービスも同じように単品性能だけでなく、全体を踏まえたうえでのデザインをしてみてください。

これから導入を検討している方はもちろん、すでに導入している方も活用できているか一度再チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

このブログでは今後も様々なクラウドサービスについてどういったクラウドサービスとの相性が良いのか、

どのように設計すればよいのかという観点も含めながら情報提供ができればと考えています。